コンビニやスーパーに行くと、沢山の種類の水が売られています。
日本でミネラルウォーターが売られるようになったのは、1980年代の初頭といわれています。
硬水と軟水
水には、硬度の違いにより、『硬水』と『軟水』があります。
硬度が高くなるにつれてミネラル量は増加、口当たりは重く、飲みごたえも増します。
逆に硬度の低い水は、口当たりが軽くクセがなく、まろやかで飲みやすいといえます。
WHO(世界保健機構)の基準による分類
◯軟水 〜60mg/L未満
◯中程度の硬水 60〜120mg/L
◯硬水 120〜180mg/L
◯非常な硬水 180mg/L超
日本の水は、基本的に軟水
日本の水道水は、おいしさの観点から硬度10~100が目標値になっています。
ちなみに、東京都の水道水は、硬度60程度。
日本の水は、基本的に軟水です!
和食には、軟水
和食に使うこんぶ・かつおなどの出汁は、軟水の方が、旨味が溶け出しやすいんです。
お米を炊くときも、軟水のほうがふっくら柔らかくなってくれます。
緑茶や紅茶は、軟水で淹れると、茶葉の香りとタンニン(渋み・苦味の成分)が引き出されます。
コーヒーも、硬度によって香りや味わいに差が出るので、水の種類を変えて飲むといつもと違った味になると思います。
さいごに
コンビニなどに行くと、いくつもの種類の水が買えます。
今後買う際は、ぜひ硬度にも注目していただいて、飲み比べなど楽しんでみて下さい。
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