貧血になることはありますか?
日本人女性の5人に1人が貧血と言われています。
その多くが、鉄欠乏性貧血というものです。
貧血とは
血液中の酸素を運んでくれる役割をする『ヘモグロビン』が減少してしまうことで起こります。
主な症状は、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛、顔面蒼白、耳鳴りなど様々。
鉄欠乏性貧血とは
ヘモグロビンの主な材料である鉄が不足し、ヘモグロビンが作られなくなるためにおこる貧血です。
鉄欠乏性貧血の原因
月経(生理)などによる出血や食生活の乱れの原因により、鉄や栄養素が不足します。
無理なダイエットや外食、インスタント食品などを多く摂取している方も要注意です。
鉄欠乏性貧血の予防と対策
基本は、1日3食バランスの良い食事をすることが予防になります。
たんぱく質は、血液中の赤血球やヘモグロビンの材料となる大切な栄養素です。
良質のたんぱく質を含む食品とは、魚介類、肉類、卵、大豆製品、乳製品などです。
食品に含まれる鉄分
食品に含まれる鉄分は、2種類あります。
ヘム鉄
肉類や魚介類に含まれる吸収率の良い鉄分です。
非ヘム鉄
大豆製品や青菜に含まれる、あまり吸収力の良くない鉄分です。
鉄分と一緒に摂ると良い食品
鉄分は良質な動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に食べると吸収率が高まるといわれています。
ビタミンC
ビタミンCを多く含む野菜やフルーツを一緒に食べると、非ヘム鉄の吸収率を高まると言われています。
さいごに
今回は、貧血についてお話しました。
普段から鉄分をしっかり摂って、生理の時に立ち向かえるように準備しましょう!
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